【令和2年(2020年)度】大阪府公立高校 入試倍率確定

大阪市東淀川区豊里の東淀中学校・新東淀中学校の生徒限定個別指導塾のベースファイブです。

昨日、入試に向けた出願最終日でした。今年度の入試倍率が確定しました。

事前の進路希望調査は結構高めに出ていた学校も、出願となったときに敬遠する生徒が多く、例年より低く落ち着いた学校もあります。また、その影響で反対に高くなったところもありますね。

入試倍率の下に分析コラムを書いています。

大阪府教育委員会ホームページより
大阪府教育委員会ホームページより
大阪府教育委員会ホームページより
大阪府教育委員会ホームページより

ベースファイブの生徒が多く受験する山田高校は1.24倍と例年より少し低めです。事前進路希望調査のときは1.5倍、1.39倍と例年通りくらいの倍率でしたが、最終最後の出願となったときに下げた生徒が多かったように思います。

またその下げたことが原因で例年以上に倍率が高くなったのが吹田東高校でしょう。吹田東高校は例年1.2倍程度ですが、今年は1.41倍。その理由は山田高校から下げた生徒、刀根山高校から下げた生徒が多いように思います。吹田東高校をギリギリで受験しようと考えていた生徒さんは、更に追い込み勉強が必要です。

北摂地域で五ツ木模試偏差値50~60の学校は倍率は、他の地域の同じ偏差値帯の学校に比べて、倍率が高くなる傾向があります。その中でここ二年ですが高槻北高校の倍率が低めで推移しています。駅から遠いことも関連するのでしょうが、高槻、茨木市あたりでそこそこの公立に行かせたいって考えたときに悪くはない学校でしょう。

さて、大阪市内を見てみると、東淀川区で人気のある旭高校はどうでしょうか。
依然人気は衰えません。ただ、今年は国際教養科は実質ほぼ1倍です。普通科より国際教養科の方が偏差値が高いので、国際教養科の生徒は、よほどのこと(普通科の合格最低ラインを下回る)がなければ、安心ですね。では、普通科は…。普通科は定員240人の枠に、330人応募しています。国際教養科の不合格者2名を入れて倍率を出すと1.38倍です。そうやってみると、旭高校普通科は結構たいへんです。内申点、模試の偏差値等、ある程度の余裕がほしいところです。

さあ、あと4日。受験生、ラストスパートだ!